30年足らずで、家がゴミになってもいいのでしょうか?欧米先進諸国の一般住宅寿命は60~80年です。それに比べて、日本の住宅は30年ほど。ローンを払い終える頃には建て替えなければなりません。
これでは、世代が変わるごとに建て替えなければならず、各世代が住宅ローンに追われいつまでたっても暮らしが豊かになりません。
住宅はその快適さを保ちながら、次の世代に受け継がれるべきものなのです。
家は建てて終わるのではなく、そこからが新しい暮らしを育むスタート地点です。
もう一度、あなたの家づくりに「大切なもの」を見つめ直してみませんか。
開放的な造りであった日本の伝統的な住宅に、少しずつ工夫を加えながら、寒さに耐えつつ長い冬を過ごしてきた北海道の先人たち。
そんな北国での家づくりに取り組むなかで、本物の高断熱・高気密住宅にこだわり続け、数々の失敗と試行錯誤を重ねながらも、たどり着いた独自の住まいのかたち。
それが、ウレタン断熱パネルを用いた高気密、高断熱専門住宅
です。
近畿大学の岩前教授は高断熱性能の新築に入居された2万人を対象にアンケートを実施し、健康への影響を調査されています。
同内容の調査を「FPの家」にお住まいの方にも実施しました。その結果は以下の通りで住宅断熱グレードを上げるほど、住まい手の健康に寄与するということが統計的に裏付けられています。
「FPの家」の耐震性は、専門機関による実物実験でも実証されています。実験では実物大の建物に様々な振動を与え、その影響を評価。阪神・淡路大震災を再現した振動や、それを上回る強い振動を与えた場合、FPパネルを用いない一般の建物は構造体に亀裂が生じるなど著しい損傷が見られたのに対し、FPパネルを用いた建物にはほとんど影響がありませんでした。こうした実験等を行いながら、100年安全で価値のある住まいづくりを常に検証しています。
硬質ウレタンの発火温度は木材と同じ400℃前後です。また、製造時に難燃剤を混合しており、発泡体には自消性があるため、ウレタン断熱パネル自体は非常に燃えにくくなっています。
万一の火災の場合にもウレタン断熱パネルの内部に酸素が送られず、表面が炭化した状態にとどまり、内部に燃え広がりにくくしています。さらに安心・安全のためにFPスプリンクラーも用意しております(オプション)。
住まい全体を一体の箱型の構造とする「FPの家」は、ヒートショックの原因となる部屋ごとの温度差をなくす健康的な空間をつくるばかりか、冷暖房設備を極力使わない優れた省エネルギー性を発揮します。
オール電化との相性もよく、エネルギー資源の節約、地球温暖化の原因となるCO2排出量の抑制など、環境にもやさしいゼロエネルギー住宅を実現します。
住まいの省エネルギー性能は「熱損失係数(Q値)」によって表され、その数値が低いほど断熱性に優れているといえます。
「FPの家」は国が提示した平成11年省エネルギー基準を上回り、全国各地で高水準の性能を維持。
一般の住宅をはるかに凌ぐ快適性と経済性を実現しました。
住まいの気密性を高める目的は二つあります。一つは隙間風の侵入を防ぐこと。もう一つが換気効率を高めることです。隙間だらけの家では換気装置を使っても計画的な換気はできません。「FPの家」の相当隙間面積(C値)は実測平均値で0.55㎠/㎡(平成13年)と日本でも最高水準。全棟気密測定を行い、平成11年省エネルギー基準の最も厳しい基準値2㎠/㎡を十分クリアしていることを確認してから、お引き渡ししています。
シックハウスの原因にはVOCを含む部材を使用しないことはもちろん、
カビやダニの発生原因となる壁体内結露を抑えるため、室内の空気環境は安全で健康的に保たれています。